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転職初日に泣きそうになった時のブロック解除

*目次

転職活動で仕事は決まったものの、初めて職場に行って印象が悪いと「今後やっていけるか不安だ」と思ってしまいます。仕事に対して不安な気持ちをブロック解除することで、居心地のいい職場だと気づけた事例をご紹介します。

転職初日、ほぼ放置されて不安でいっぱいに・・・

転職などで初めての職場に行くとき、なかなか馴染めずに、ここでこのままやっていけるのだろうかと不安を感じて、この転職は失敗だったと後悔したことはありませんか?
私が転職をしたときの話です。

初めての出勤日で緊張しながら、言われた時間に会社に到着しました。

入口で名前を伝えたらわかるようにするからと言われていたのですが、名前を伝えても担当部署がわからない状態。緊張でパニックになりつつ、面接していただいた方の名前を何とか思い出して、初めて伝わった状態でした。

「先行きが不安だ・・・」と思いながらその部署に行くと、部署の人はみんな揃っている状態。

軽く「今日から入る一ノ木さん」と紹介されたたのですが、部署の人はチラッとコチラを見るだけで、そこにいる人の紹介してもらえず、名前もわからない状態。面接をしてくれた人もいたのですが、コチラを見ることもなく、1日で一言も話しかけられることもなかったのです。

「え?それだけなの・・・?」とさらに居づらい気分になりました。


さらには「とりあえず座って」と指定された席に着いたのですが、PCが必須の業務であるにもかかわらず、専用のPCの準備もなく、仮のPCで入社時の資料を読んでおいてとしばらく放置・・・

「あぁ、もう帰りたい・・・」と思いつつ、社内の決まり事や会社の説明等の資料に一通り目を通して「読みました。」と担当の方に声をかけると、「このシステムのテストをしておいて」と、エクセルを渡されて、終業時間まで放置。。

ここでやっていく自信がないという気持ちをブロック解除

いくつかの会社に転職をしましたが、こんなに放置をされることは初めてのことでした。

採用が決まってから2週間程度の期間があり、会社側ももう少し受け入れ準備ができたのではという思いと、あまり歓迎されていないのではないかと不安な気持ちがどっと溢れて、「ここでやっていく自信がない、明日もここに来るのは無理だ」と思わず涙があふれそうになりました。

嫌な気分ではあったものの、会社から帰る間「ここで働き続けられない」「ここの人とは仲良くなれない」「人間関係が悪い」「このまま放置される」「明日仕事に行くのは無理」など、思いつくブロックを解除しまくりました。

少し先に入っていた先輩も同じように放置だったことが発覚!

翌日、重い腰を上げて、何とか会社に行ったのですが、やはり朝から同じように放置で、「もう続けられない」と落ち込んでいました。

偶然トイレで一緒になった女性が同じ部署で数か月先に入った方だったようで、「大丈夫ですか?私も同じように放置だったけど、わからないことはガンガン聞いていけばいいですよ」と教えてもらい、なかなか勇気が出ずにいましたが、このままではいけないと思い「よし、聞いてみよう」と怖いながらも聞いてみました。

質問をすると、席を立ってきちんと丁寧に教えてくれて、「あれ?冷たいわけではないのかも・・・」と思う気持ちが出てきました。

それ以降も、わからないことは聞いて、話しかけるようにすると、ここにいる人はみんな悪い人ではなく、接し方が不器用なだけかもしれないと思い始めました。

歓迎会で放置されていた謎が解けた!

数日後にあった歓迎会で、トイレであった先輩ともしっかり話せ、さらには面接をしてもらった方とも話をできたのですが、新しくできた部署で人数も少なく、受け入れる体制がきちんとできていない、またそれぞれ抱える仕事量が多く、手が回らないところがあることと聞き、「不安な気持ちにさせて申し訳なかった」と謝罪まで受けたのです。

目の前の業務で余裕がなかったこと、体制を整えている途中であったことなどがわかり、「そんな状況では確かに余裕がなかったのかもしれない」ともやもやしていた気持ちも消えていきました。

ブロック解除を行ってからまだそんなに日が経たないうちに、初めに感じた不安はなくなり、穏やかな気持ちで仕事ができています。

これもブロック解除の大きな特徴です。

もし、転職先で馴染めないかもなど、不安な気持ちを抱えていたら、ブロック解除を試してみませんか?

(公認リサーチャー 一ノ木 颯琉)

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