1.愛の告白だけではなくなった近年のバレンタインデー
バレンタインといえば女性が好きな男性にチョコレートをあげる行事ですが、最近は女性同士で「友チョコ」の交換も流行っていますよね。
娘が小学生の頃、バレンタインといえば友達同士で手作りチョコを交換する、ということがお約束になっていました。
小学生が手作りのチョコを作るとなると、まだまだ親の手助けが必要になります。
2.母親にとって手作りチョコのサポートは手間もお金もかかるひと仕事
毎年どんなチョコを作るかでまず大騒ぎです。
私はできるだけ簡単に作れそうなものを提案するのですが、娘は流行りのデザインやちょっと難しそうな凝ったものを作りたがります。
「面倒だなあ、うまく作れないと癇癪を起こすんじゃないだろうか?」などの不安はブロック解除をして静めました。
また、チョコレートだけを買えばいいかと思いきや、カラフルなラッピング資材も大量に買わされます。
「小学生なのにそんなに凝るの?」
「ラッピング材料もお金かかるのね」
とモヤモヤすることもブロック解除をしました。
そして実際作り始めると、一日中キッチンを占領されます。
「こっちはバレンタイン関係なく、朝昼晩家族のご飯を作らなければならないのに…」
とドロドロにチョコまみれになったキッチンを片付けながらブロック解除をしました。
3.ブロック解除をすることで、面倒だと思っていたことも楽しい思い出に変化
母親の私がブロック解除して乗り切ったチョコレート作りでしたが、
娘が作ったチョコは「クラスで一番おいしい!」と言われるくらい
お友達に喜ばれたというのです。
他のお母さんからも「娘に1個もらったけど美味しかった!」
「どこで材料を買ったの?」
「作るの大変だった?」
と評判になるほどでした。
考えてみれば娘が小さい時しかこんな親子の時間も持てないかもしれない。
娘がお友達と交換してきたよそのご家庭から来たチョコレートをいただきながら
普段なかなか聞くことのないお友達の情報も聞けて親子の楽しい思い出になりました。
4.10年後さらに幸せなことが待っていた!
それから10年が経ち、成人した娘は自分で材料をそろえ、
親の手を借りずに友チョコではなく本命チョコを作るようになりました。
そして本命チョコの彼と結婚することになりました。
友チョコ作成の頃からお世話になったブロック解除のおかげで
私もイライラを最低限にして娘との幸せな時間が持てました。
みなさんも生活上のささいなイライラはぜひブロック解除しましょう。
(公認リサーチャー 丹山とも子)