マインドブロックバスターの千香さんは、この冬の厳しい寒さに弱り切っていました。この寒さを乗り切ろうと、寒さに対する苦手意識をブロック解除してみました。
千香さんは寒さが苦手で困っています
千香さんは北関東で暮らしています。雪はあまり降りませんが、その代わりカラカラに乾いた北風が、山からビュービュー吹き下ろしてくる風冷えの地域です。
千香さんは元々寒がりでしたが、50代になってますます寒さが苦手になってしまいました。
千香さんは寒さに備えて、下着、靴下、腹巻きと一通りあったかグッズを揃えました。それでも冬になると外に出るのが億劫で、家に閉じこもりがちになってしまいました。
約束があっても、寒い日は理由をつけては断りを入れて外出を避けていました。その上、足の指がしもやけでかゆくてたまりません。
家の掃除も億劫です。乾いた北風が土埃を巻き上げるので、特に北側に窓がある部屋はザラつくのですが、掃除もサボりがちです。
「寒いのは苦手。早く暖かくならないかしら」
千香さんは寒い毎日が何だか憂うつになってしまいました。


マインドブロックバスター仲間からアドバイスを受けて
去年、千香さんは悩み事を解決したくてマインドブロックバスターになりました。
マインドブロックバスターとは、心のブロックを解除することによって潜在意識の働きが書きかわり、その人に最適な解決がもたらされるという画期的な手法です。
先日、マインドブロックバスター仲間の、ゆりさんと久しぶりに話す機会がありました。
「ゆりさんお久しぶり」
「千香さん、元気だった?」
ふたりで話が弾みました。
「千香さん、今日は顔色が冴えないようだけど、何かあった?」
「ううん、それがね」
そこで千香さんはこの冬の寒さで困ってしまっていることを話しました。
「まさか寒いからってブロック解除してもねえ」
「そりゃあ千香さん、ブロック解除しても暖かくなるわけないわよ。ただ寒いのが苦手な意識は変わるかもしれないから、やってみる価値はあると思う」
「そうね。やってみる」
千香さんは「寒さが苦手」をブロック解除してみました。


ブロック解除で思わぬプレゼントが
しばらくして千香さんの誕生日が近づいてきました。お誕生日と言っても、いつも自宅でちょっとしたお料理を作りお祝いするだけです。
ところが今年は突然、義姉から電話がかかってきたのです。
「千香さん、もうすぐお誕生日でしょう。プレゼントは何がいい?夫婦そろって出かけられそうだから、そっちに行くわね」
「私、あったかいレッグウォーマーがほしい」
当日、今まで誕生日に来たことがなかった兄夫婦が千香さんの家を訪れました。
千香さんがリクエストしたレッグウォーマーだけでなく、冬用のスポーツウェアもプレゼントしてくれました。
話をしていると、兄夫婦はふたりともスポーツ好きなので、今度ふたりでマラソン大会に参加する予定だと言うのです。
「お義姉さんも走るのね。すごい。」
「千香さんも一緒に走りましょうよ。」
「ダメダメ。寒いの苦手だし。」

すると義姉は、自分もやはり寒さが苦手で、最初は暖かい日中に歩くことから始めたと話してくれました。
それが今では寒くても走ることが楽しみになっているそうです。ふたりで楽しそうに話す兄夫婦を見て、千香さんもやってみる気になりました。

潜在意識の働きで苦手意識が変わった
翌日はちょうどお休みでした。お天気も良かったので千香さんは思い切って、昼過ぎの暖かい時間帯にウォーキングに出かけることにしました。
プレゼントしてもらったウェアを着ると体が軽くなったように感じました。
近くの公園まで歩くと、花壇にはパンジーやビオラがきれいに咲いています。早くもロウバイが春の香りを漂わせています。空気は冷たいけれど、とても清々しい気分です。
「寒くても外に出て体を動かすと、こんなに気分がいいのね。」

それから千香さんは、ブロック解除してからウォーキングに出かけるようにしました。そうすると、寒くても毎日のようにウォーキングに出かけられるようになりました。
ウォーキングをするようになって、足指のしもやけはだいぶ良くなりました。あんなに億劫だった部屋の掃除も、ウォーキングのあと体が軽くなった勢いで、できるようになりました。
千香さんは寒さは苦手だと思い込んで、気持ちまで縮こまっていたことに気が付きました。
「こんなこともブロック解除できるって、もっとはやく気づけばよかったわ」
千香さんは兄夫婦にスポーツウェアをプレゼントしてもらったことがきっかけで、ウォーキングが習慣になりました。
ブロック解除は自分自身の意識を変えることが出来ます。潜在意識の働きで身近な問題を解決して、あなたも毎日を楽しく過ごしませんか?
お近くのマインドブロックバスターに連絡してみてください。
(公認リサーチャー 阿部桃子)