転居シーズンにひとり暮らしを決心した部下が物件を探していました
私は職場で部下である綾音さんから実家で同居しているお母さんがあまりに過干渉で、いいかげんしんどくなってきたという話を聞いていました。
「もう長い付き合いだから率直に言うけど、あなたももういい歳になったし、結婚するしないは別としてまず自分で自分の暮らしをやってみたら?」
私は綾音さんにひとり暮らしをしてみたらどうかと勧めました。
綾音さんはしばらく悩んでいましたが、年度末には空き物件が出るので
新年度から心機一転してスタートしようと物件探しを始めました。
今はネットでたくさん物件をみることが出来るので賃貸サイトを見て
良いと思った物件を何軒かピックアップしましたが
問い合わせてみるとちょうど契約が決まってしまったとのこと。
綾音さんが「ひとり暮らしをあきらめようかな」
と言い始めたので、私はブロック解除を勧めました。
転居の多いシーズンに物件探しのブロック解除
ブロック解除を行ってから約2週間後。綾音さんが私のところに来て
「先輩!聞いてください!ぴったりの物件があって契約できました!」
と報告してきました。
「よかったね〜。お母さんショック受けてない?」と私が聞くと、
「実は決まった物件を内見する時、案の定、母がくっついてきたんですよ。」と綾音さん。ですが、いつものような暗い顔つきではなく、何か吹っ切れたような清々しい表情をしています。
「最初は私にはひとり暮らし出来るはずがない、とかぶつぶつ言っていたのですけど、一緒に内見した物件がすごくよかったんで、母の気持ちも変わったみたいで。」
間取りも場所も家賃もぴったりだっただけでなく、お母さんがご自分の若い頃を思い出すようなお部屋だったそうで、不動産屋さんともアパートのオーナーさんとも話が弾み、すっかり綾音さんの独立を応援してくれる雰囲気になったそうです。
ブロック解除すると、いいタイミングで想いが叶います
綾音さんは「最初に焦って決めずに、ねばって色々なところを見に行ってよかったです。それに先輩からブロック解除してもらってすごく気持ちが落ち着いたんですよね。母との関係もただ過干渉が嫌だと言う感情だけでなく、冷静に話し合うこともできて自分も大人にならなきゃなと振り返りました。」
ブロック解除は潜在意識から変化するので、自分が思ってもなかったような方法と絶妙なタイミングで思いが叶うことが多いです。
みなさんも、ブロック解除を試してみてはいかがでしょうか!
(公認リサーチャー 藍沢千波)