おひなさまを飾る役目は母親の私だけ。正直めんどくさい
バレンタインデーが終わると同時に街ではひな祭りを思い起こさせる演出が見られ、
一足早い春の訪れを感じますね。
私は娘を持つ親ですが、もう大きくなった娘たちに対して
「ひな人形を出すのもしまうのも誰も手伝わないしめんどくさい!」と感じていました。
飾れば喜ぶのですが、やれ部活だ、バイトだとひな祭り自体も特にお祝いもしないし、
毎年恒例のモヤモヤした気持ちになっていました。
昨年の話です。おひなさまは節分が終わったら早く出して、などと言われますが、
私の完全ワンオペ作業なので旧暦でやるか…などと言っては
出すのを伸ばし伸ばしにしていました。
ひなあられがきっかけで長女がおひなさまを飾りたいと言い出した
そこで、人形の出し入れをもっと楽しくできるかしら?と思い、
ブロック解除をすることにしました。
すると数日して長女がYouTubeで『余った切り餅を使ったひなあられのレシピ』を見つけてきました。
長女は「これ作りたいから、おひなさま今年はなるべく早く出そうよ!
人形の飾り方教えてよ!一緒に出そう!」と意欲的に。
一番早くということで早速節分が終わった次の日、長女とひな人形を出していると
家族がわらわら集まってきて、今年は賑やかに人形を出すことができました。
手作りひなあられを囲んで成長した娘とあらためてひな祭りを祝うしあわせ
長女はYouTubeで見た関東風と関西風の2種類のひなあられを作って、
おそなえしてくれました。
売ってるひなあられとは全く別物です!これが美味しくて、長女が最初に作った
ひなあられは結局二月に家族で食べ切ってしまいました。
するとみんなに喜ばれた長女は気を良くして、ひな祭りに合わせて
もう一度ひなあられを作ってくれました。
それで3月3日は家族みんなでひな祭りとしてお寿司を食べに行き、
帰宅後は長女お手製のひなあられ二種類をお茶を飲みながら食べました。
家族揃っての外食も久しぶりで、ひな祭りをきっかけに子供の成長を感じられた幸せな1日となりました。
こんな心軽やかなひな祭りは長女が生まれてから初めてです。
ブロック解除すると想定外のことが起きるとよく言いますが、本当に想定外の嬉しさでした。
おひな様出すのめんどくさい!と思っているママさんたち、ぜひ今年はブロック解除してみてください!
想定外の嬉しさにひな祭りがぐんと楽しくなりますよ!
( 公認リサーチャー 鷲浦朱里 )